2013年04月28日

沈丁花

日溜まりがやわらかになる頃に
君は目覚める
艶色(にじいろ)の微笑み 漂う願い
遠く離れていても君の薫り 僕に届く

僕の心のとびらをあけて
君の薫りのひとしずく
僕の心で泡のように拡がって
僕の心に映る小さな花びら 君の横顔
頬を紅く染め 唇にさす白の紅 
葉影でなびく ほそい髪

君がここにいなくても 君が揺れている
君がそばにいなくても 僕は君の中

いつか 枯れてしまっても 君は君だよ
いつか 萎えてしまっても 君は君だよ

ひと雨に春を呼び 君は消されていく
こんなに夢中な残り香を
まっすぐに浴びながら
ひとり 僕は 佇んでいた

ほのかな温もりに酔いながら
ひとり 僕は立ち止まっていた
また ひらくだろうか
君の心のとびらのそばで





posted by 水月 りら at 22:04| | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。