2013年05月10日

星の手紙

いつもじゃないけれど時として
星空の真実は手のひらに
無限大のまま舞い降りてくる
まっくらな夢を哀しく思うたびに
手のひらの無数の星々は
いっそう輝きながら
巡り会えたのだから
幸せだったよと伝えてくれる

星空があなたであり
流星もあなただった
なのに人混みのなか
星座の形も分からなくなって
散らばってしまった道標に
あなたを探していた
数えきれない星のまたたきを
見つめながら
あなたの書き記した星の文字を
何度も読み返す

あなたを想い出すたびに
夜空は便箋になって
星はあなたの言葉を綴り
この手のひらに届けられている
誰にも触れられたくなくて
いつもにぎりしめていた
この限りない星空は
あなたのひとかけらだったのだと
ずっと信じていたくて
待っている星の手紙

星がかくれた夜空でさえも
誰にも消し去ることはできない
それは、あなたに守られていた真実
気がつけば心に刻まれた
何億光年かけて届けられた輝きは
あなたが天空を愛した光
その輝きを愛している
舞い降りた星の文字を綴り返信する
あなたと結ばれます、と





posted by 水月 りら at 22:22| | 更新情報をチェックする

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