2013年06月27日

長靴

余裕のある感触が好きだった
水溜りを駆けまわることも
水はねを気にしなくていいことも
好きだった
雪道のサックサックという足音も
大好きだった

大雪の町から長靴を履いて
電車に三時間揺られた
賑やかな駅には オシャレなブーツが
足早に過ぎていく
居場所のないコンクリートの階段に
響くカン高い靴音たち
路上を木枯しが吹き抜ける

だけど 
わたしの足は温められていた
あなたの内側から湧きだす熱が
骨まで包む
ほかほかと体の芯に語りかけている

あなたが あったかいよ

白い息を吐いたら
零れ落ちてきた 








posted by 水月 りら at 20:20| ポエム | 更新情報をチェックする

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