2013年09月12日

曼珠沙華

川のほとり 砂ににごる
流れを見つめ あなたを待っている
背を向けながら ほんとうは待っている
ここに来てはいけないわ
ここに来て抱きしめて

沈んでは浮きあがり
重ねるくちびるにおぼれたら
さんずの川に薄れる紅の色
ながい髪に あなたの指を巻きつけて
からだのすべてを愛撫され
やわらかな幕に あなたが
なめらかに すべる瞬間(とき)

飛び散る血潮は曼朱沙華
燃えて砕ける炎の破片
流れ狂う血潮は曼朱沙華
素肌を朱く塗りかえる

にごり水を泳いだら
きよらかな眠りに いざなわれ
燃えさかるまま赫(あか)い涙で咲いている
あなたの熱さを知ってから

はるかな無限をあまたに超えて
あなたの彼岸に咲いている





posted by 水月 りら at 21:46| | 更新情報をチェックする

であい

  であいⅠ

とびらをあけて
だれかとであう

ひとつひとつの
であいは たね

たねをはぐくむ
みずを あたえ

ことばをかわし
こころがかよい

たねから めが
でてしんじあう

ふたばが のび
つぼみがうまれ

つぼみふくらみ
はな ほころぶ

たった ひとつ
ひとつの たね

たねのむすうの
ぶんしんをうみ

よわさをみつけ
つよさがのびる

とびらをあけて
いつかとじても

こころにさいた
あなたの はな

ともにそだてた
あかしをつづる


  であい  Ⅱ

とびらをあけて だれかとであう
ひとつひとつの であいは 
てんから まかれた たね
みらいにおこる できごとを
あたため はぐくむ

つちのなかから
たいようのひかりをあびて
あまみずをすいこんで
ことばをかわし
こころがかよい
たねから めがでて
しんじあう

ふたばがのび
うまれたつぼみは
ゆめをみるように ふくらんで
ゆめからさめるように
ひらく はなびら
たったひとつの たね
いくつもの たったひとつに
めぐりあう
うつくしいせつなは かさなり
まずしいせつなは きえる

かさなる せつなに
かれない はながさき
こころのみのりになり
みらいのよかんを しゅうかくする

かなしさも くるしさも
よろこびも くやしさも
こころのうごきが
はなのいろになる 
まばたくひとみのように
はなは ひょうげんできることの
しあわせをしってゆく
であい
それは のびやかな
ひょうげんの たね



posted by 水月 りら at 21:34| ポエム | 更新情報をチェックする

蓮の葉っぱ

そらを まあるく
みつめているの

かぜに まあるく
ふかれているの

ひかりとかげが
なかよく てをつなぎ

あざやかな はなを
まあるく つつんでいたいの



posted by 水月 りら at 21:25| ポエム | 更新情報をチェックする

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