2013年06月15日

ポエム 5篇

  そらは

おほしさまが きらきら
ちいさいひかりで きらきら
まばたきしながら きらきら
ほら ぺちゃくちゃ
みんなで おはなししている
そらは おほしさまのおうちだね

おつきさまが ぴかぴか
まるいひかりで ぴかぴか
みちたりかけたり ぴかぴか
ほら きまぐれに
かたちをかえても にこにこ
そらは おつきさまのおうちだね

おひさまが ぽかぽか
あったかいひかりで ぽかぽか
おれんじいろの おはようと
りんごいろの おやすみと
ほら あめがふると
なないろのにじが できるよ
そらは おひさまのおうちだね





靄(もや)
 


なんおくもの瞬間を 
生き抜いたとしても
一秒先の答えは どこにもないだろう
理性化した感情の パラドックスに
すべての答えが 記されている
人間の感性と理性は相反するが
感性と理性の一体化の感情は
神から舞い降りてきたもの
感性を無視した紛い物の理性を
創り上げて人間は
靄に飲み込まれている






循環(リング)

食べたものの夢や記憶は 
脈打つ血の流れに 溶けて 
わたしのからだを 
ひとまわり 巡ってゆくから
満たされてゆく 
おなかいっぱいに



時計の針

時計の針は たえまなく 
追いかけ合っている
ひかりの朝も そよ風の午後も 嵐の夜も
愛し合っていても
愛し合っていなくても
時計の針は めぐりめぐる 
因果のように 追いかけ合っている



ハードル


生まれたままを生きていても 
生まれたままが逸脱であるのなら
歪んだ光は 何に屈折すればいいのだろう
僕らは 生まれたままにしか 生きてはいけない

誰かと比較するくらいなら
純粋な逸脱を選択するのが僕
虚構を創り出す観念がハードルを
ドミノ式に倒してゆく
純粋な歪みの問いかけは
紛い物には聞こえていない







posted by 水月 りら at 21:31| ポエム | 更新情報をチェックする
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