2013年09月30日

かごめ かごめ

かごめ かごめ

つながれた手の輪が
閉じこめられた かごになる
みえない瞳の鳥が うづくまる
かぶりつづける てのひらのお面
うつぶせた顔が 輪にしずむ
きのうの白は あしたの黒
だれかがひとり 鬼になる

かごの中の鳥は
いついつ出やる

夜明けの晩に
たそがれる月影に
さまよいあるき
よいやみの朝を
さがしはて
あかつきの光は
くたびれて
さじを投げた
時の暮れ

何千年 生きていても
何万年 生きていても
すべってころぶ 鶴と亀
繕ういのちは ひとめぐり
ふたたび ころび
すべって出逢う 鶴と亀

なかよしこよしの 輪の中に
落っこちている 落とし穴
つぎの鬼は だれかと
びしょ濡れの ざしき童子が
ふりむいた

うしろの正面 だあれ?





posted by 水月 りら at 22:29| | 更新情報をチェックする
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